クラビットのジェネリックの種類

皆さんは、クラビットという薬をご存知でしょうか。
これはあくまでも商品名であり、一般名は「レボフロキサシン水和物」といいます。
では、レボフロキサシン水和物にはどのような効能があるのでしょうか。
有名なところで言えば、リンパ管やリンパ節の炎症です。
そのほかにも、手術をしたり、外傷の際の炎症にも効果があるとされています。咽頭炎や喉頭炎、偏桃炎、肺炎といった炎症に対する消炎効果があるとされています。
さらに、感染症で言いますと、ペストや腸チフス、コレラといった症状に対しても効果があるとされています。

レボフロキサシン水和物は、副作用は比較的少ないお薬です。
しかし、発疹がでたり下痢になってしまうことがあります。
特に、日光に当たってしまうと赤い水ぶくれが出来てしまう可能性もないとはいえません。
重篤な副作用としては、アキレス腱障害があります。

そんなクラビットですが、先発薬ですのでいかんせん薬価が高いと言われています。
高いお薬を飲んでいると、患者さんの金銭負担も大きくなるのももちろんですが、保険負担をしている日本の医療制度も大変なことになります。
そんな時、ジェネリックを使いましょう。
ジェネリックというのは、後発薬のことで、先発薬の特許期間が切れた後に発売されたお薬のことです。
効き目は全く変わることがないのに、価格はずっと安く抑えられています。

では、クラビットのジェネリックにはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なものをいくつか紹介します。
細粒タイプとしては、レボフロキサシン細粒10%「CH」100mgなどがあります。
錠剤タイプとしては、レボフロキサシン錠100mg「CH」などがあります。
数は少ないですが、内用液タイプもあります。
それは、レボフロキサシン内用液25mg/mL「トーワ」です。
ちなみに、先発薬では錠剤に250mg、500mgがあるのですが、後発薬にはその用量はありませんので注意しましょう。